岩野亮介 工房報告
Iwano Ryoske Werkstattbericht
2016年9月13日火曜日
” 業界一の働き者 ” 製作記 その5完成
塗装にはいります。
カシュー(透き)で地固めしたのち、いつもの
パレスペイント
社のエナメル塗料で塗っては研ぎ。光沢を残した塗料で始めて、じょじょに顔料を足して艶消しにしていく。
左は水ペーパーを両面テープで指に貼って研いでいるところ。右は水ペーパーをベルト状にしての研ぎ。
研ぎの最終ぐらいの状態。
凹の部分を主に研ぎ、高いところはデコボコが残るのが望ましい。入り隅は塗料が溜まるので、塗るたんびに刃物で掘ることが必要。
腕の仕上がり近い状態。
最後に上マツゲを植える (下マツゲは手描き)。
使っているのは下マツゲ用のツケマ。ビニールの支持体が光るので黒糸を添えておく。細かく切ってゴム糊で接着。
シャツを作る。私のシャツを着せてみてパターンをとった。
搬入前日、近所の知り合いの植木屋さんがおとずれる。
御大と三人でお茶。
東京都美術館に搬入を済ませる。
陳列までに時間があるので指輪を作った。
第45回齣展での展示状況。
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