岩野亮介 工房報告
Iwano Ryoske Werkstattbericht
2016年9月10日土曜日
” 業界一の働き者 ” 製作記 その3
大腿部のつけ根の180mmの半球を旋盤で挽く。
バイトが届かなかったので鑿の刃を改造。
挽きおえた180mmの半球。
このように収まる。今までで最大の径。
PC上で作るべき足の寸法を出す。
大腿部の部品です。アルミの金具は膝下を前後に動かすもの。
大腿部を締め付けてポーズを固定させるボルトの穴を開けてる。これは球のセンターを通らなければならない。大腿部のつけ根の凹側からすでに開いていて、逆に大腿部の方に貫通させる。
大腿部のセンターに収まる真ちゅうの球で、それをボルトが締める。
ここでちょっと新木場まで材料の買い足しに。
頭部と手は尾州ひのきで、他の部分はこの米杉。
脛になる材料にのバネが通る穴を開ける。
ボール盤で両センター加工。
脛の荒彫り。
足先の加工。
初めて自立しました。
ここで欠陥に気づきました。頸が本人より細くなってしまいました。これは直さなくてはいけません。
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