2010年10月26日火曜日

複写用バキューム定盤

 20年前、ある彫刻家の作品集を作るために、他人に頼むことが出来ず、ひとりで写真撮影をしていました。その時に、折れたり、くせのついたデッサンを撮影するために掃除機を利用したバキューム定盤を作りました。
 9mm厚のシナベニヤで箱を作り、2cm間隔で3mmの穴を開けました。かなり大きい箱なので,中程に束を立てました。
 簡単な仕掛けです。あとは側面に掃除機のホースのパイプの径に合った穴をあけ
そこにホースをつっこみます。
 大きいデッサンも撮影したので、箱はそれに合わせました。小さいものを撮影するときは、残りの穴を紙でふさいで吸引力が落ちるのを防ぎます。薄い紙は透けて箱の穴が写ってしまうので、そういう場合は、デッサンと箱の間に寒冷紗をはさみます。
 これがあるのとないのとでは、複写精度がかなり違うと思います。今回は,パフュームならぬバキュームでした。