2019年3月26日火曜日

牛刀の修理

包丁は家庭で使うと、刃が減るのより早く柄の中が錆びて朽ちてしいます。

これは以前に修理した叔母の家の牛刀です。柄を分解した後、錆を粉砕してから漆焼き付け。その後エポキシ系接着材で接着しました。

今回は、うちの牛刀です。
柄を分解して錆を取りますと、コミの根元が危うくなってました。これでは力がかかったとき保ちそうにありません。
とりあえず、ぬれ雑巾で養生して漆を焼き付け。

真ちゅう板でサンドイッチにすることにした。

接着後、コバを磨る。

リベットの位置で真ちゅう板に穴あけ。
仮のネジを入れてエポキシ系接着材で接着。

アルミ・リベットでカシメ。





メチを磨り取って、ペーパーかけて完成です。