2010年8月8日日曜日

マミヤ ワイド

 もうひとつ、私のマミヤプレスのシステムの一つをご紹介します。手作りカメラの定番である中判のワイドレンズ付きカメラです。手作りと言ってもレンズをガラスのかたまりから研ぎ出すわけはありません。これは、、ワイドレンズのもつ焦点深度の深さと、中判フォーマットがもつ寸法誤差の許容量の大きさ(自作しやすい)を組み合わせた、ピントあわせ目測式のカメラです。距離計やミラーボックスがないぶんコンパクトになります。
 ボディー側に接写リングを切ったマミヤプレスマウントの♀をネジどめしてありますので、レンズ交換式となっております。写真ではセコール65ミリf6.3がついています。このレンズはトポゴン型で歪曲0ですが、周辺光量落ちは知ったこっちゃないというタイプです。まあ、このレンズを作っていたころはリバーサルフィルムのことは考えてなかったのでしょう。
 これで撮った写真をごらんください。
青空娘
 印画紙よりスキャンしました。周辺光量落ちは引き延ばし作業ですこし相殺されてるようです。歪曲0だともうしあげましたが、こうしてみるとタル型の歪曲がありますね、おかしいな。いやいや、鉄格子と右の建造物が同じ面にないですね、角度がついてます。やっぱり歪曲0です。
 私の作品をご存じないかたにご説明しますと、この写真が最終的な作品で,写ってるO.L.は、私のつくった木造の人像です。ペンキを塗ってあるので木部はみえません。等身大で関節が曲がるのでふつうの服が着られます。
 詳しくは、拙著 ”私の彫刻写真帳” をごらんください。