2012年5月21日月曜日

Nikon D3用、HASSELBLADピントフード取り付け枠

私がデジタル一眼レフのモニターに、ハッセルブラッドのピントフード取り付け枠を付けて使っているのを見て、報道写真家のKさんが、自分のNikonD3にも付けたいとのことで、
Nikon D3のハッセルブラッド・ピントフード取り付け枠を作りました。
型紙をつくる。右は私のPENTAX K7。

スライドレール、ロウ付け作業。Kさんが買ってきたのはロシア製KIEVのピントフードですが問題なし。

KさんのD3にあわせてみる。ボタン類と干渉するので、切り欠きを広げることにする。

完成。
閉めれば、ファインダーは邪魔されずにのぞけます。

2012年2月21日火曜日

HDR手動処理

撮影に逆光の条件が多かったので、
フォトショップで手を加えました。

HDRと言うらしいですが、
これはモノクロ多階調印画紙の暗室作業で経験したものと同じです。
カラーでそれが出来るということは、ありがたいことです。

うちのカメラのHDRモードは三脚使用が条件です。
当日は、機動性重視の一脚でしたので、それは不可。




生に近い状態です。
JPEGで大幅にレベル補正すると画質が落ちますので、
RAWのうちに16bitで、背景重視と前景重視の2つの画像をつくり調整します。



背景の白飛びを最小限に抑えた画像です。


前景の影の中に入ってしまったところを重点的に、
明るくして、コントラストを高くしたのがこの画像。

前景の部分を境界線をぼかして切り取った画像です。
実際は透明背景のレイヤーになってます。
多角形選択ツールを使いました。












二つを統合したのがこれ。


これは順光なので、ほとんどいじってません。


2012年2月18日土曜日

かしゆ鉋、銘「樫有香」完成

かしゆ鉋(カンナ)、銘「樫有香」
正幅一寸四分の、素晴らしい出来の広島産鉋です。
鍛冶屋さん、地金に日本地を使ってくれました。
(日本地:溶鉱炉の導入前の木炭で精錬された鉄)
ハガネは、もちろん炭素鋼
ワクワクします。
さて、鉋として仕立ててまいりましょう。
まずは、ウラだし、刃のウラ(甫)の基準面づくりです
この作業はウラすきでへこんだウラを柔らかい地金の部分にキズをつけ、
ハガネを押し出す作業です。
けっして、叩き曲げてるのではありません。
ハガネが冷えてると割れる可能性がありますので。
安全のため刃をお湯で暖めます。
鉄の70~80℃は持てないくらい熱いので手袋をしてます。
この金敷は通称「ハチノス」です。
研ぎと、ウラ出しの作業を往復します。
最終的に残った打痕です。
小規模精錬の不均一な地金のスが分かると思います。
やわらかいので研ぐときに楽です。
このように砥石にあたるようにします
刃の研ぎの角度検査はこの手製のノッチゲージを使います。
三角ゲージです。
のっちゲージで刃角度29°に設定。
さて、鉋の台には、この柊(ヒイラギ)を使いましょうか。。。
おっといけない!
これは、樫の台に挿げられる、かしゆ鉋
銘「樫有香」樫のカオリがある鉋だった!
1994年製材の、とっておきの白樫をつかいましょう。


スミの内側を彫りすすめます。刃の出る口の方は定規を当てて正確に。
口の方からドリルで貫通させます。ドリルの穴に引き廻しノコをとおします。
鉋のコバを挟む押さえの部分を、押さえ挽きノコで挽き、間をノミでかき落とします。
台を削りながら刃を入れていきますが、
鉋刃の耳の部分が押さえをカジってしまわないように、面取りをします。
ダイヤモンドヤスリを使いました。
刃に油をつけ、あたるところを削っていきます。
ハッキリしなくなったら鉛筆をぬります。
箱の部分をスミの線まで広げます。


現在、鉋の台彫りは専門の人がやりますが、
東京では明治時代に大阪屋佐兵衛(だいさ)が台付きで売ったのが最初だそうです。
それ以前は刃を買い、自分ですげていました。
これから、台彫りの技術者が少なくなってしまうので、
また、自分でやらなければならなくなるのではないでしょうか。
刃口に逆目止めの真鍮を埋め込みます。
今回、厚さ3ミリ(今までどおり2ミリでよかった)のものを埋めました。
フライスで深さ4ミリの溝を彫ります。
フライスは廃棄処分のものをもらいました。
それ以前はミニルーターに、こんな治具を作って彫っていました。
鉋の刃口用の定規です。

鉋の真鍮の口埋めですが、どうでしょう。初代の真鍮板を挿す溝は挽き通しで良く、そのかわり浅くしておく。台が減り二代目の口は埋木となるので工作が容易になり、そのときには挽き通した溝はより浅くなっているし、将来消えるでしょう。

最初は挽き通ししての真鍮の口埋め。真鍮いりのブロックを埋めた二代目の刃口。







完成です。一枚ガンナのスッキリした形です。




かしゆ鉋、銘「樫有香」






*削り試験(刃の持久力試験)を行いました。2012年2月29日追記
左が中砥での研ぎ、右が仕上げ研ぎです。
研いでみると、ガンコな焼きが入ってます。
刃がつくのに結構時間がかかりました。
肉眼で研ぎのヘアラインが多少見えますが、削りに入ります。
左がいつも削り試験に使ってる尾州ひのきです。しばらく使ってなく、表面が焼けてしまっていて、かしゆ鉋にとっては、ちょっと不利だったかも知れません。
右は、削り試験の途中です。口が狭くて真鍮の口埋めが効きすぎて屑が波うってます、最初から広く開けるのもつまらないですから。
私の刃の持久力検査は、刃よりも幅の狭い材料を使って、鉋が「一調子」でどこまで削れるか計測するものです。
幅の広い材料を、おくって削ると平均した屑が出ないので刃より狭い材料を使います。
鉋屑が粉をふき始めたり、屑が割れ始めたりしたら終わりです。新たに、刃を叩いて出して削ることはしません。鉋の削った距離、鉋屑の合計距離を比較します。

ここで失敗だったのは、過去のデータが紛失してしまっていることです。
試験ごとの屑をビニール袋にいれ、袋にデータを書いておいたヤツが出てきません。
義廣の大ガンナの240尺というデータだけ残ってます。今までやった中で、同じ基準で400尺を越えた鉋はなかったです。かしゆ鉋は280尺いきました。たしか明治時代の輸入ハガネを使った國虎の鉋が300尺近くいったはずで、それが最高でしたから、とても優秀な数字だと思います。100尺いかない鉋もありました。材が焼けてしまっていたこと、鉋の刃がオロシたてだったことを考えても持久力のある鉋刃であることが分かりました。

2012年2月9日木曜日

玄翁柄すげました

世田ヶ谷のボロ市で180匁の古玄翁をゲットしましたので、
ひさしぶりに玄翁柄すげました。
材料はまえに山梨の大工さんにもらってあった、うつぎ。
木取りの図面はコチラをご覧下さい。
だんだん鉋の刃をひっこめていきます。
この鉋は反り台ではありませんが、アゴの部分を落としてあるので、材料が凹に削れます。こういった仕事専用になってます。

玄翁の頭の穴の入り口の方を額縁型に面とる。
柄の先端は万力でつぶしておく。
柄の先端の木口の断面が額縁の外側とになる。

仮にすげてみる。

仕上げにかかります。

ここがポイント、上端がけっして凸になりません。
柄が弧状になりますと、弓取り式の弓のようにフラフラします。

厚みはこんな感じ、端を握ります。

この大玄翁の柄は彫刻屋の創意などうけつけない、やかましいもんでございます。



2012年1月22日日曜日

スタジオ?撮影

何とか、イチョウの落葉まえに1人ずつ撮影を終え、
ホッとしてしまいました。
3人そろって河原で撮影、、、と思ってましたが正月ボケ。
3人同時は助手が必要ですが、いまいちフットワークが足りず。

野外ロケ先でヒトと待ち合わせるにはモバイルが必要。
(持ってなかった。)
その機種を決めるのに右往左往。
ようやくiPhone入手するも、
うちのMacのOSが古く、つないでもウンともスンともいわず。
すっかり意気消沈。
おまけに、急にPCがカメラを認識しなくなり、あせりました。
(これはカードリーダーを買ってきて解決。)


とりあえず、この仕様で3人一緒に撮っておこう。
ということで、スタジオ?撮影をやっておきました。





そろそろ、「労働美淑女」にもどります。

2011年12月13日火曜日

続・冬晴れ早朝

先の土日も冬型の気圧配置で関東は快晴でござんした。
午前中、撮影に出掛けることが出来ました。
行きはタクシーを使い、ラクしました。
ふだん撮影は一人でやってます、このゴンゴロゴロゴロに乗せ、カメラ類はリュックに入れて運んでます。







2011年12月7日水曜日

冬晴れ早朝

横なぐりの光線はレリーフ状の彫刻には、かなり不利ですが、
何とか使えるコマをひろいました。