2013年8月14日水曜日

掻き出しノミをつくる

掻き出しノミを作りました。加工前のノミの写真を撮っておくのを忘れました、このタイプの一分五厘のノミの減ったものでした。おいれノミとも薄ノミともつかない小ぶりのノミです。

鍛冶場がありませんのでプロパンのバーナーで赤めて、万力に先端を挟んで曲げました。この後、再度赤めてブリキ缶の中の炭の粉の中につっこんで徐冷します。

軽く加工しました。

焼き入れです。このプロパンのバーナーで目一杯赤めるぐらいが、ちょうど焼き入れ温度のようです。焼き入れの後は、水滴がハジくぐらいに火で炙って焼き戻ししました。


完成した掻き出しノミです。


以前に,この方法で改造した逆鏝ノミです。

それまで出来なかった加工が出来るようになりました。
足首の箇所でバネと干渉していた箇所を広げてます。


その他、各関節の可動範囲を広げました。










こんなポーズがとれるようになりました。








ロックTがないのでソウルT。